オンラインイベントとオンラインミーティングの違いについて
教えて!AIアシスタントの福田さん
本ブログでは、AIアシスタントの福田さんがオンライン配信に関する質問や疑問点にお答えします。
第1回目の今回は、オンライン配信の経験がないすみれさんが何かお困りのようです。
すみれ福田さん、実は私がオンラインイベントを運営することになったのですが、普段ウェブ会議に使っているTeamsやZoomをオンラインイベントに使えるのでしょうか?そもそも、ウェブ会議とオンラインイベントの違いは何ですか?
AIアシスタント福田こんにちは!すみれさん。ではまず、コロナ禍になる前の対面のミーティングを思い出してみましょう。ミーティングは数名でテーブルを囲んで、自由に意見やアイデアを出し合っていましたね。ミーティング中は、プロジェクターで資料を投影したり、ホワイトボードに書き込んだり、議事録をとったり、会議室ではいろいろな機器やツールを使っていました。
すみれ確かに、コロナ禍前はそうでしたね。
AIアシスタント福田これをオンラインでやるのがオンラインミーティング、いわゆるウェブ会議です。オンラインであっても対面と同じことができるよう、参加者が自由に発言したり、資料を共有したり、ホワイトボードに書き込むことができます。TeamsやZoomのミーティング画面を思い浮かべてみてください。誰でも自由に発言ができるうえ、資料や画面の共有もできます。だから、メニューにはたくさんの機能がありますよね。
すみれなるほど。対してオンラインイベントは視聴することが目的ですよね。なのにTeamsやZoomのミーティングで開催されていて、視聴しにくいなと思ったことがあります。目的によってツールを選んだ方がいいんでしょうか?
AIアシスタント福田Good Pointですね!では表にまとめて比較してみましょう。
| オンラインミーティング | オンラインイベント | |
|---|---|---|
| 目的 | 参加者がお互い意見を出し合う 双方向のコミュニケーション | 参加者に情報を伝える 基本的に一方向のコミュニケーション |
| 最適人数 | お互い把握ができる少人数のグループが望ましい 数十人くらいまで | 数千人規模も可能 |
| マイクとカメラ コンテンツ共有 | 参加者全員 | 開催者・発言者など権限を持っている人のみ |
| 視聴者とのコミュニケーション | チャットや発言など自由なやりとり Q&A機能なし | Q&A機能が一般的 |
| 視聴者画面のレイアウト | 視聴者が自由に変更可 | 視聴者が変更不可 |
| 代表的なツール | Teamsミーティング, Zoomミーティング, Webex Meetings | Teamsタウンホール (Teams Live Events), Zoomウェビナー, Webex Webinars, Youtube Live |
AIアシスタント福田さらに、Teamsミーティングと、イベントに利用する
Teamsタウンホールの画面の違いも見てみましょう。
Teamsタウンホールでは登壇者のカメラと、共有されたコンテンツのみ、画面上のメニューも少なく、視聴者は自分でレイアウト変更はできない仕様です。運営側からすれば、視聴者に見てもらいたい画面で配信して、発表に集中していただくようにすることができます。

すみれ画面を並べてみると違いがよくわかりますね。今回私が担当するイベントは講演を聞くことが目的なので、オンラインイベントツールを使ったほうがよさそうですね。
AIアシスタント福田そうですね。発表を視聴してもらうにはオンラインイベント用のツールを使う方がいいです。その方が途中で雑音が入ったり、画面に邪魔が入ったりせずにうまく進行できると思います。
すみれオンラインミーティングとイベントの違い、とてもよくわかりました。実は今回、オンラインだけでなく会場に観客を入れることになりそうなんですが、こういう時はどうしたらいいんでしょう?
AIアシスタント福田なるほど。それについては次回の『ハイブリッドイベント運営のコツ』でお答えしましょう。
まとめ:
- オンラインミーティングの特徴: オンラインミーティングは、参加者が自由に発言し、資料を共有できる双方向のコミュニケーションの場です。少人数での意見交換が主な目的です。
- オンラインイベントの特徴: オンラインイベントは、情報を参加者に伝えることが主な目的であり、基本的に一方向のコミュニケーションです。数千人規模の参加者を対象にすることも可能で、Q&A機能が一般的です。
- ツールの選び方: オンラインイベントには、TeamsタウンホールやZoomウェビナーなど、視聴者がレイアウトを変更できない仕様のツールが適しています。これにより、発表に集中しやすくなります。