5. 大事な会議に最適なビデオ会議とは?
映像・音声・資料のやり取りができるビデオ会議
インターネットや企業ネットワークを通じて、カメラの映像を見ながら遠隔会議を行うことを指します。音声のやり取りや資料の共有も可能です。1対1でも多地点でも利用できます。
多くの企業が社内にサーバーを構築して利用してますが、クラウドタイプのビデオ会議接続サービス(クラウドMCU)の利用が増えています。
一般的に、専用の端末を利用します。映像や音声データを処理して送受信するための本体と、専用カメラとマイク、リモコンがセットになっており、TVモニターなどに接続して利用します。
意思疎通がとりやすい
最大の特徴は臨場感です。綺麗な映像と音声で相手の表情や反応がわかりやすく、よりFace to Face(対面式)に近い会議を行えます。意思疎通が最もとりやすい遠隔会議と言えるでしょう。
しかし、サーバーや専用端末、ネットワークなど、初期投資と準備が必要です。まずはローエンドのモデルを採用したり、ネットワークもインターネットを利用したりするなど、小規模な導入からスタートするのもよいでしょう。サーバーなどの購入が不要なクラウドサービスの利用も検討できます。
オールマイティなソリューション
ビデオ会議は、比較的時間が長い会議にも耐えうるソリューションです。通常の会議もさることながら、初対面の方との打合せにも最適です。その臨場感を活かし、重要会議や面談、面接など、幅広く利用できます。
最近では、パソコンやモバイル端末から接続できるものや、マイクロソフト Skype for BusinessといったUC(ユニファイド コミュニケーション)ツールと連携できるものもあり、専用端末以外からも利用できるようになっています。また、モニター一体型デスクトップタイプや、小スペース用ハドルタイプも誕生しており、これまでの「ビデオ会議 = 比較的大きな会議室や設備」という概念を変える端末製品も出てきています。