7. Web配信に便利なストリーミング
映像や音声を多人数に配信できるストリーミング
インターネットを通じ、カメラの映像や音声、プレゼン資料などを多人数にWeb配信することを指します。
配信データを処理するエンコーダーと呼ばれる機器や配信サーバーなどを自社で準備する場合もありますが、必要なサーバー機能を事業者が提供するクラウドサービスの利用も進んでいます。
ストリーミングでは、パソコンで視聴するためにデータのダウンロードを完了する必要がありません。言い換えると、パソコンでデータを受信しながら視聴できます。このため、イベントをリアルタイムに配信する「ライブ配信」が可能です。なお、録画したデータを配信することを「オンデマンド配信」と言います。
Web会議との違いは?- シンプルな使い勝手
Web会議は、双方向で意見交換を行うよう設計されており、共有機能が多く搭載されています。そのため、専用ソフトウェアなどのインストールが必要な場合や、利用に多少の「慣れ」が必要な場合があります。ストリーミングでは、より多くの人に情報を一方向配信する場合に最適です。双方向のやり取りには向いていませんが、機能を絞り、ウェブブラウザーがあれば簡単に視聴できます。
企業での利用が進むストリーミング
Youtbeといった動画配信サービスが世の中に浸透するとともに、企業向けストリーミングサービスの市場も急成長しています。パソコンのWebブラウザーだけでなく、iOSやAndroidなどのスマートデバイスにアプリをインストールして視聴できるサービスも増えています。